福祉のお仕事について
福祉の仕事には、「公的な福祉サービス」と「その他の領域」があります。
公的な福祉サービス
「公的な福祉サービス」とは、税金や保険料により支えられているサービスで、福祉や介護のための法令等(社会福祉法や介護保険法、障害者総合支援法、児童福祉法等)によって、従事者や設備、サービス運営等の定めがあります。
※介護保険事業には、法制度上は福祉サービスに分類されない
医療系サービスがありますが、そこでも介護職員等が多く
働いている場があるので、ここでは福祉サービスに含めています。
その他の領域
「公的な福祉サービス」以外にも福祉関係の職場があり、そこで多くの福祉専門職が働いています。具体的には、有料老人ホームや高齢者住宅、福祉機器販売、認可外保育施設、さらには食事サービスや外出支援サービスなどの事業所です。食事サービスや外出支援サービスには、仕事ではなく、NPOや住民組織などによる「助け合い活動」によるものもあります。
また、行政(地方自治体)による各種専門相談所のほか、福祉部局も、福祉政策の立案、計画的なサービス整備、予算確保・執行等を行う重要な福祉の職場です。
仕事ではなく、地域活動やボランティア活動等を通して福祉に関わることもできます。